【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」は3日、国会運営を取り仕切る院内代表に朴贊大(パク・チャンデ)国会議員(56)を選出した。

 同党は4月の総選挙で過半数の議席を獲得して与党「国民の力」に圧勝し、第1党を維持した。総選挙での勝利を受け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の疑惑を追及し、政局の主導権掌握を狙うとみられる。

 朴氏は公認会計士出身。李在明(イ・ジェミョン)代表の側近で、強硬派とされる。今回の総選挙で3期目の当選を果たした。

 院内代表選には朴氏のみが立候補し、賛否投票で過半数の賛成票を得た。

 朴氏は投票前に行った演説で、「第一も、第二も、第三も改革という覚悟で臨む」として、「仕事をしながら戦う民主党、行動する民主党になる」と強調した。