歌手ブリトニー・スピアーズ(42)は、成年後見制度時のトラウマから抜け出せる日はないと感じでいることを明かした。2021年11月にその制度から解放され、自身の財産を家族から取り戻したブリトニーは、回顧録『ザ・ウーマン・イン・ミー』で当時の経験を明かしたものの、経験した苦しみをまだ世間は分かっていないと口にしている。

 インスタグラムにブリトニーは綴った。「私は月30投稿を心掛けてる。前は月12投稿だったけど。そうしたらみんな私がなぜこんなに必死に働いているのか少し分かってもらえるかと思って。私の意志に反して囚われていた期間が長くあった。正直言って、あれ以来、私は変わってしまった」

 「当時、月7投稿とかだったけど、インスタグラムを止めてしまったら、私がさぼっていると思われるんじゃないかと思ってたの。だから、それ以来、より一層働くようになった。でも、今は私には何も問題はなかったと分かってる」「私はインスタグラムで自分のことを健康体に見せているけど、私の身体が肉体的に何を経験してきたかを多くの人は知らない」「私はここで被害者の自分を見せようとしているんじゃない。私の経験は本にしたけど、それでもトラウマはまだあって、永遠に消えることはないだろうってことを伝えたいだけ」

 そのトラウマがあまりにも奥深く、今でも世間からいじめられているように感じると明かした上で、成年後見制度下にあった当時、体の右側に「深刻な神経損傷」を負ったものの、その原因となった両親を「許そう」と努力しているとも語っている。

(BANG Media International/よろず〜ニュース)