200年の時を越えて奇跡的に残されたシーボルトのピアノが文化財に指定されました。

 このピアノは江戸時代後期、ドイツ人医師・シーボルトによって長崎市の出島に持ち込まれ、「日本に現存する最古のピアノ」とも言われています。

 シーボルトと親交のあった熊谷家4代目当主に贈られたもので、先月、山口県萩市の有形文化財に指定されました。

 ピアノの音色を多くの人に聞いてもらいたいと、所蔵する美術館が今年秋にコンサートを予定しています。