<大相撲五月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館

 バキバキな筋肉ボディのソップ型力士として注目を集めている序二段七枚目・雷道(雷)が、序二段十一枚目・颯雅(二子山)との取組で圧巻の体幹力を披露。相手との投げ合いにバランスを崩しても、倒れない姿に相撲ファンは「驚異的体幹力!」「雷道、絶対に倒れないね」などと盛り上がった。

【映像】“絶対に倒れない”19歳力士の驚異的な姿

 元小結・垣添の雷親方が自らスカウトしたという雷道。身長182.8センチ、体重95.4キロと細身の体型だが、柔道のバックボーンを持つ期待の19歳だ。そんな雷道が、十四日目に衝撃の体幹力を見せつけた。

 颯雅との取組で、雷道は相手の左の肩を持ちながらバランスを崩そうとぐるぐると回転した。その後、土俵際で投げ合うような展開となり、両力士共に片足で残ろうとしたが、最後は颯雅が先に倒れた。雷道は6勝目をあげ、颯雅は2敗目を喫した。

 激しい相撲となり、バランスを崩しそうになっても、粘り強く勝利を掴んだ雷道の姿に、視聴者からは「この足腰よ」「これは盛り上がった」「3回転した?」「すげぇ面白かった」「柔道の猛者だなさすが」「ムキムキですごい」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)