<大相撲五月場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

 三段目七十六枚目・冨蘭志壽(式秀)が三段目八十九枚目・朝走雷(高砂)を押し出して2勝目を挙げた一番で、押し出された朝走雷が土俵下に落下するも、審判の親方が見事抱きかかえる漢気あふれる一幕があった。「ほのぼの被弾w」「受け止めてくれた」「抱きかかえた」など反響が相次いだ。

【映像】実際の取組の様子

 立ち合い、鋭い出足から突いて出た朝走雷。しかし、引いたところで形勢が逆転。土俵際からなんとか土俵中央まで押し返すも、最後は冨蘭志壽に押し出され土俵を割った。

 このとき、勢いよく土俵の外へ飛び出してしまった朝走雷に館内どよめいたが、土俵下で審判を務めていた元大関・琴奨菊の秀ノ山親方が見事に朝走雷をダイレクトキャッチ。さらに朝走雷に向き合って「大丈夫か?」といった様子で気遣った。

 そんな秀ノ山親方の漢気、優しさに「ほのぼの被弾w」「受け止めてくれた」「抱きかかえた」などの反響が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)