今年のドライバーではピンの『G430 MAX 10K』が1番人気だったが、先週は約3カ月ぶりに『Qi10 MAX』が1位に返り咲いた。両モデルは慣性モーメントが10000g・㎠を超える『10Kモデル』として注目を集めていたが、5月に入って『Qi10 MAX』が盛り返しているようだ。有賀園ゴルフ千葉店の高野俊明さんに話を聞いた。


「当店では『G430 MAX 10K』も『Qi10シリーズ』もどちらも人気です。昨年までは『曲がらないドライバーが欲しい』と言われる方はピン一択でしたが、今年は『Qi10 MAX』が発売されたことで、テーラーメイドを選ぶ人が出てきました」
 
『Qi10 MAX』はどんなところが評価されているのか?
 
「前作同様にカーボンフェースを採用していますが、試打をした人からは『打感がやわらかくなった』『カーボンっぽさが消えた』というように打感を評価する声が多いです。『Qi10 MAX』は今までテーラーメイドのドライバーを使ったことがない人も購入しています。もともとテーラーメイドを使っていた人はスタンダードの『Qi10』を好む傾向です」
 
今季から『Qi10 MAX』を使いはじめたネリー・コルダ(米国)は、米国女子ツアーですでに6勝をマーク。PGAツアーでは『Qi10』を使うスコッティ・シェフラー(米国)やローリー・マキロイ(北アイルランド)が活躍していることも『Qi10シリーズ』の人気につながっているかもしれない。
 
【ドライバー売り上げランキング トップ3】
1位 テーラーメイド Qi10 MAX
2位 ピン G430 MAX 10K
3位 テーラーメイド Qi10
※データ提供:矢野経済研究所、5月13日〜5月19日のデータ
 
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