本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で11号2ランを放った。打球速度107.6マイル(約173.1キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の特大弾で、メジャー単独トップに浮上。3打数2安打2打点、1四球2盗塁の活躍で6-3の勝利に貢献した。同僚の210勝左腕クレイトン・カーショー投手は「こんなに暴れている彼を見た記憶がない」と驚き交じりに絶賛している。

 レジェンドの目にも異常な光景として焼き付いたようだ。2点を先制されて迎えた初回無死一塁の第1打席。大谷は相手先発右腕ムニョスの速球をとらえると、打球は中堅フェンスを楽々と越えていった。豪快11号2ランにスタンドは大興奮。前日のブレーブス戦で2本塁打を放ち、両リーグ最多タイの10号に到達していたが、これでメジャー単独トップに立った。

 試合中、カーショーは地元放送局「スポーツネットLA」の実況席と繋がれたインタビューにベンチから応じた。大谷については僅かに笑みを浮かべながら「アナハイム(エンゼルスの本拠地)でもここまでよかった記憶はないよ……。こんなに暴れている彼を見た記憶がない。信じられないよ」と驚くばかりだ。

 3戦4発の大暴れになったが「彼の打球はすべてとても強いんだ。理解できない。彼以外誰にもできないと思うよ。彼はとんでもないんだ」と困惑交じりに舌を巻いていた。

(THE ANSWER編集部)