マーリンズ戦に「2番・DH」で先発

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発。メジャートップに立つ11号2ランを含む3打数2安打2打点、2盗塁で6-3の勝利に貢献した。打撃成績の実に9部門でメジャートップを走る背番号17が投手でもあることを米データ会社が指摘。米ファンは「秋に手術してたな(笑)」と思い出している。

 大谷は、安打(54)、二塁打(14)、本塁打(11)、打率(.370)、長打率(.705)、OPS(1.139)、長打(26)、塁打(103)、長打力を図る指標ISO(.336)の9部門でメジャートップに立っている。さらに、この日の6回に今季9個目の盗塁も成功させチーム内でトップに。地区首位を快走するドジャースで強烈な存在感を放っている。

 米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」のX(旧ツイッター)は11号を放つ直前の打率.364、10本塁打、25打点、OPS1.111のスタッツを画像で紹介。文面では「この男が優れた投手だったら、と想像してみてくれ」と記した。“一刀流”でも驚異的な成績を残す大谷は、ここからさらに数字を伸ばした。

 本来は二刀流であることを思い出させる投稿に、米ファンからは、「クレイジーだぞ、オオタニ」「この男、秋に肘の手術してたよな(笑)」「エリート投手、だからね」「最強の中の最強だ」とコメントが寄せられ、日本のファンからも「みなさんそろそろ忘れてるかもしれないので思い出してください」「ほんとね」「いやいやいやないないない」と笑いが漏れていた。

 大谷は4月24日(日本時間25日)、敵地ナショナルズ戦前の取材で、「投球プログラムのリハビリは続いていますが、基本的に打撃は(リハビリは)もう終わってはいる」と説明していた。来季の二刀流復帰を目指す最中でも、衝撃的な打撃で見る者を魅了している。

(THE ANSWER編集部)