直近13試合での比較…長打率1.182とOPS1.751

 米大リーグ・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手が恐ろしい勢いで打ちまくっている。25日(日本時間26日)に敵地サンディエゴで行われたパドレス戦では、4試合連続となる17号。ついに大リーグトップに並んだ。米国の記者は、最近の爆発ぶりがア・リーグ新記録の62本塁打を記録した2022年以来だと指摘。今季も歴史的なシーズンになるのではと期待しているようだ。

 ジャッジは25日(同26日)の試合に「3番・中堅」で先発し、初回1死一塁から左中間へ17号2ランを放つなど4打数2安打1打点。これで22日(同23日)に本拠地で行われたマリナーズ戦から4試合連続本塁打とし、メジャートップのガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)、カイル・タッカー外野手(アストロズ)に並んだ。4月下旬まで1割台に低迷していた打率を.280まで引き上げ、長打率.667、OPS1.050はドジャース・大谷翔平を抜いて大リーグトップだ。

 MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で、ジャッジの打撃は過去に一度だけあった絶好調時に匹敵すると指摘している。

「アーロン・ジャッジの直近13試合での長打率1.182とOPS1.751は、ともに13試合という期間で見た時に自身2番目の記録。これ以上だったのは2022年7月16日から31日で、ジャッジは長打率1.188とOPS1.754を残した。(そして11本塁打も)」

 2022年のジャッジといえば、ア・リーグ新記録となるシーズン62本塁打を放ち、MVP争いで大谷らを抑えたシーズンだ。今季もこの年に迫るシーズンとなるのか。夏場に向けてさらに注目されることになりそうだ。

(THE ANSWER編集部)