◆ 度重なる故障で昨季の出場はわずか22試合

 DeNAのタイラー・オースティン内野手(32)が3日、敵地・京セラD大阪での阪神戦に「2番・一塁」で先発出場。初回の第1打席に2年ぶりの一発となる先制ソロ本塁打を放った。

 初回の第1打席、一死無走者で阪神の先発左腕・伊藤将と対峙。2ボール後の高め直球を捉えた打球は、左中間席に飛び込む先制ソロ本塁打となった。阪神ファンが沈黙する中、悠然とダイヤモンドを一周。「バッティングカウントだったので甘いボールがきたら一振りで仕留める気持ちでいました。しっかり力強くコンタクトすることができました! 先制することができうれしいです」とコメントした。

 昨季までの直近2シーズンは度重なる故障もあり、本塁打は2022年以来、2年ぶり。今季は開幕からここまで全5試合「2番・一塁」でスタメン出場しており、2年ぶりの一発でさっそく連続試合安打を「5」に伸ばした。