● 中日 1 − 4 巨人 ○
<9回戦・バンテリンドーム>

 東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された8日の中日−巨人戦で解説を務めた山本昌氏が、巨人・堀田賢慎の交代場面について言及した。

 今季2度目の先発となった堀田は5回まで無失点に抑え、1−0の6回は先頭の福永裕基にレフト前に運ばれるも、続く細川成也を三併打。中田翔に3ボール1ストライクから投じた5球目のスライダーをレフト前に弾き返されたところで、阿部慎之助監督が投手交代を告げ、堀田はここで降板となった。2番手で登板した船迫大雅は石川昂弥を空振り三振に抑えた。

 山本氏は6回裏終了後、「堀田投手が阿部監督、杉内ピッチングコーチ、監督コーチの起用に応えたなと思いますね」と評価。「細川選手のところ動きたかったと思うんですけど、あそこ踏ん張ってダブルプレーを取れたというところでね。最後の場面はヒットで良かったなと思います」と持論。

 その理由について「3ボール1ストライクから四球にしていたらまた結果が違ったと思いますので、勝負してヒット打たれて僕は本当に良かったと思います。(ヒットでの出塁と四球での出塁は)僕はちょっと違うと感じたので、そのような話をしましたけどね。四球で逃げて終わったのと、攻めてヒットを打たれたところでリリーフ投手も前向きに投げられたのかなと思いますからね」と説明した。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)