B1リーグのファイティングイーグルス名古屋は5月23日、満尾竜次が契約満了に伴い退団し、B3リーグの香川ファイブアローズに移籍することを発表した。

 現在23歳の満尾は、192センチ87キロのシューティングガード兼スモールフォワード。県立尼崎小田高校から立命館大学へと進学し、同大4年次の2022−23シーズンにFE名古屋の特別指定選手としてBリーグデビューを果たした。

 Bリーグ本格参戦となった今シーズンは、B1リーグ戦42試合に出場し、1試合平均7分40秒のプレータイムで、1.4得点0.8リバウンド0.3アシストの成績。2024−25シーズンは下部カテゴリーのB3香川で腕を磨くことになった。

 今回の移籍発表に際して、満尾は「約1年半ありがとうございました。昨シーズンよりチームに加入し、今シーズンのチャンピオンシップ出場という目標は叶いませんでしたが、良い時悪い時、様々な経験をさせていただきました。毎日の練習が戦いで、特にマッチアップしていた2人の選手はこの先も忘れる事はないです。これからも、ここで経験してきたことを活かして精進していきます。本当に濃い時間を過ごさせていただきました。FE名古屋の皆さま、ファンの皆さま、ありがとうございました!」と、プロキャリアをスタートさせたFE名古屋に感謝。

 また、新天地となる香川の生岡直人代表取締役社長兼ゼネラルマネージャーは、「幅広いシュートレンジ、鋭いドライブから独力でフィニッシュできる力、当り負けしない体の強さを持ち合わせている勝負強いSFです。B1クラブでの経験を活かしていただきながら満尾選手が持つ力を存分に発揮し、アローズのバスケをさらに高いレベルに上げてくれる存在になってもらえることを心から期待しています」と、コメントを寄せた。