「たびのひと! しってますか?」

2024年5月27日、初代『 ドラゴンクエスト(ドラクエ) 』シリーズの発売から38周年を迎えました。

この記念すべき「ドラゴンクエストの日」にちなんで、歴代のドラクエの中から変わり種の3作品を紹介します。

家庭用ゲーム機にロールプレイングゲームを広めるきっかけとなった『ドラクエ』シリーズですが、今回は「いつもと違う」実験的な外伝作品を選んでみました。全部知っている人は、賢者かも…?

Agdekon Media Visuals / Getty Images

『 剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣 』(2003年)

Amazonより / Via amazon.co.jp

【作品紹介】

家庭用ゲームソフトではなく、「ロトの剣」型のコントローラーを直接テレビにつなげてプレイする体感ゲームマシン。剣を振ってモンスターを倒すだけではなく、防御したり、呪文を唱えたり、振り方や構え方によって異なるアクションが繰り出せます。

物語は初代『ドラゴンクエスト』のストーリーをベースにしたリメイクに近い形式。本作独自の要素として、案内役のももんじゃ「モモたん」が登場します。モモたんの結末に涙した人も……?

同じような体感ゲームの流れをくんだ作品として、Wii用ソフト『 ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔 』という作品もあり、こちらはWiiリモコンを剣に見立てて振る体感ゲームとなっていました。

【Amazonでの評価】

💬「内容はストーリー仕立てになっており、効果音やジングルも昔のままで懐かしい!」

💬「剣を振って敵を倒していくうちに額から汗が出てきます。肩も少し痛くなるけどダイエットになるし楽しいし一石二鳥です」

💬 「新しい感覚のゲームでおもしろかった。ロトの剣を振り回すというのもかなり快感」

( Amazonカスタマーレビューより )

『ドラゴンクエストVR』(2018〜2020年)

【作品紹介】

かつてバンダイナムコアミューズメントが運営していた「VR ZONE SHINJUKU」(2019年3月31日閉館)などで遊べたVRアクティビティ。

体験者は戦士、僧侶、魔法使いの3つの職業を選んで1〜4人のパーティを組み、VRゴーグルと剣や杖、盾型のコントローラーを身に着けて『ドラクエ』の世界を360度体験できます。ルーラの浮遊感や、大魔王ゾーマのサイズ感に驚けるのはVRならでは。

旅立ちの場面から、モンスターに囲まれるフィールドでの戦い。ゾーマ城での決戦に至るまで、本当に『ドラクエ』の世界に入り込んだようなリアルな体験が人気のアクティビティでした。

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』(1993年)

Amazonより / Via amazon.co.jp

【作品紹介】

入るたびにダンジョンの構造や敵配置が変わり、力尽きるとレベルもアイテムもリセットされる「ローグライク」。その魅力を日本中に広めるきっかけとなったスーパーファミコン用ソフトで、『不思議のダンジョン』シリーズの記念すべき1作目です。

主人公は『 ドラゴンクエストIV 導かれし者たち 』に登場する商人・トルネコ。仲間は存在せず、1人で冒険します。

『不思議のダンジョン』シリーズは、続編から風来人のシレンを主人公とした『ドラクエ』とは別のタイトルにも派生しましたが、トルネコが主役の作品も『ドラゴンクエストキャラクターズ』として継続。『 トルネコの大冒険3 』では、息子のポポロも操作できました。

【Amazonでの評価】

💬「このゲームは状況判断と決断力をとても必要とするゲームです。上の二つが少しでも足りてないと思う方は直ぐにこのゲームをプレイすべきです!」

💬「シンプルイズベストとは、まさにこの作品のこと」

💬「もはやボロボロなSFCと共に、今でも現役でプレイしてます」

( Amazonカスタマーレビューより )