NHKの定例会見が22日、東京・渋谷の同局で行われ、今夏のパリ五輪とパリパラリンピックの放送を担当する7人のアナウンサーが登壇した。

 今大会のキャッチフレーズは「花ひらけ。夢ひらけ」。開会式を今回初めて担当する伊藤慶太アナウンサーは現地実況を4度経験しており、「今回のオリンピックの開会式はセーヌ川が舞台。これまでの開会式とは様変わりして新しいものが出てくるのではと私たちも期待しています」と意気込んだ。

 一方、初めて閉会式を担当する中川安奈アナは「私で大丈夫かなと不安な気持ちもあった」と話し、多くの先輩たちから「閉会式はとにかく祭りの後をかみしめつつ伝えること」とアドバイスされたことを明かした。また、幼少期をプエルトリコで過ごしたことから、「タイプとしてはラテン系でお祭りも大好き。視聴者の皆さんと余韻を楽しみながら、映像や音声では伝わりきらない部分を補足してお届けできれば」と笑顔を見せた。