フィギュアスケート女子ソチ五輪代表の元選手でタレントの村上佳菜子(29)が、24日放送のフジテレビ系ドラマ「イップス」第7話に出演。殺人を犯すフィギュアスケートのコーチ役を熱演した。最終盤に披露した圧巻のスケートもさることながら、犯人役の演技自体が視聴者の予想を上回る出来だったようで、ネット上には称賛の声が挙がった。

 イップスは、”絶不調バディ”が事件を解決するミステリーコメディー。小説を書けなくなってしまったベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ役を女優の篠原涼子(50)、事件を解けなくなったエリート刑事・森野徹役をお笑いタレントのバカリズム(48)が演じる。

 村上は第7話のゲスト犯人として、自身が才能を見いだした教え子を、別の美人コーチに奪われたことで殺害に及ぶ、元フィギュア日本代表の皇真白(すめらぎ・ましろ)を演じた。ミコと森野にアリバイトリックを見破られた皇は、最後に氷上でのスケート演技も披露した。

 X(旧ツイッター)には「最後の氷上の演技、さすが本業」「スケート観てたら涙が出てきました。体全身で表現するって素晴らしい」「やっぱりオリンピック選手、モノが違う」「アイスリンクでの演技にほれぼれ!」との書き込みが上がった。

 犯人役の熱演に対しても、「演技うまっ!!」「演技がすごく自然」「めっちゃよかった、芸達者すぎるね!」「うまくてびっくりした」「演技うますぎて逆に引いたわ もっと下手であれ」などの声が挙がった。

 バラエティー番組での明るいキャラクターが視聴者に好感されている村上だが、「スケートも確かに表現するスポーツではあるけどドラマもできるんだな…」「新しい可能性を見た」と好反応が目立った。