◇4日 巨人2x―1阪神(東京ドーム)

 2試合連続で黒星を喫していた巨人のドラフト1位新人、西舘勇陽投手(22)=中央大=が、4月25日の中日戦(東京ドーム)以来のホールドをマークした。

 同点の9回に登板。先頭の大山にストレートの四球を出したものの、後続の3人には150キロ超の直球と140キロ台のカットボールで力勝負を挑んで打ち取り、1イニングを無失点に抑えた。

 阿部監督は「西舘も多少、自信が取り戻せたんじゃないかな」と好投に胸をなで下ろした。杉内投手チーフコーチも「打たれたらどうしようと思うと四球が出ちゃうんで、開き直って投げるだけ」と黄金ルーキーにマウンド度胸を強くしていくことを求めた。