◇4日(日本時間5日)MLB ドジャース11―2ブレーブス(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手は「2番・指名打者」で今季8号弾を含む5打数3安打2打点。ドジャースは計5発で11得点を奪い、東地区首位ブレーブスに快勝。3連勝で今季最多の貯金9(22勝13敗)とした。

 大谷が打棒でまたしても歴史を刻んだ。3回の打2打席、2球目のフォーシームを捉えると、乾いた音を残した打球は右翼スタンドへの今季8号ソロ。打球速度166・5キロ、119・1メートルの一打で、ロバーツ監督が持つ「球団の日本生まれの選手の最多本塁打記録」を更新した。

 4回の第3打席は逆方向への適時打。2打席連続打点をマークし、これで得点圏では打率2割2分5厘(40打数9安打)に上げ、一時の停滞感を打破しつつある。

 7回の第5打席では左中間への安打。今季5度目の1試合3安打で、打率を3割4分5厘に上げた。

 ドジャースはマンシーの3本塁打、パヘスのソロ本塁打など打線が大爆発。投げては先発タイラー・グラスノー投手が7イニング2失点10奪三振と好投し、リーグトップ6勝目(1敗)を挙げた。X(旧ツイッター)では「ドジャース打線も大谷も化け物だわ笑」「今日のドジャース打線えぐ」「ドジャース打線ヤバすぎて笑うしかない」などと得点力に舌を巻いた。