今夏のパリ五輪に挑むバレーボール男子日本代表が7日、東京都内で記者会見し、イタリアリーグ・ミラノでプレーする主将の石川祐希(28)が「今季はパリ五輪が一番の目標。パリ五輪でメダルを取るため、全てを懸けて臨みます」とミュンヘン以来となる52年ぶりのメダル獲得へ意気込みを示した。

 同じくイタリアのモンツァで活躍する高橋藍(22)は「まずは(今月からの)ネーションズリーグ(NL)では去年以上の成績を残し、パリではメダル獲得を目標に全力を出したい」と誓った。

 選手たちに先立ち、フィリップ・ブラン監督も登壇し、「ALL FOR PARIS(全てはパリのために)」とスローガンを発表。その上で、「運命はわれわれの手にある。私たちは素晴らしいチームにならないといけない」と、集団としてのさらなる成長を促した。