◇7日(日本時間8日)MLB ドジャース―マーリンズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手(25)は地元でのマーリンズ戦に先発。試合は7回まで終了し、山本は84球で4安打2失点、無四球の4奪三振。ドジャースが8―2で大量リードしている。

 やはり、身上のピンポイントコントロールは健在だ。山本はこの日1球目、甘い153・5キロの直球をチズホルムに右中間席へ運ばれ、先制ソロを被弾。しかし、ここから2回2死で迎えたブルーハンへの2球目でこの日初めてボールとし、試合開始から19球連続でストライクを取った。

 米MLBスタッツによれば、詳細な投球データの収集を始めた2000年以降、ドジャースの投手が試合開始から19球連続でストライクを取ったのは初めてのケースだった。

 山本は6回、デラクルーズに7号ソロを被弾し、6回まで4安打2失点。72球中55球がストライクで、ストライク率は76・4%と高い数字を誇っている。大リーグでは一般的にストライクとボールの比率は2対1(ストライク率67%)前後が望ましいとされる。(写真はAP)