愛媛新聞と神戸新聞で2022年4〜12月に連載された創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」の絵本を、デブ猫ちゃんを社のキャラクターに採用するなど応援する大一ガス(松山市)が2日、同市針田町のたちばな小学校に寄贈した。県内の国公立小学校と特別支援学校に計約300冊を贈る。
 かなしきデブ猫ちゃんは小説家・早見和真さん(16〜22年に松山市居住)と絵本作家・かのうかりんさん(今治市出身)作。はじまりの鐘は、愛媛の旅を終えた主人公のデブ猫マルが「もっと広い世界を見たい」と海を渡り、兵庫を冒険するシリーズの第1弾。