数あるSUVの中でもブランド力、知名度、そしてオン・オフロード性能でトップ・オブ・トップといえる1台がレンジローバーだ。現行型はデザインの面でもトレンドの最新を走っていて、電動化も進められている。そんなレンジローバーが2025年モデルを発表。日本での受注が開始された。

3リッター・ディーゼルが50psアップ

2025年モデルの見どころは、マイルド・ハイブリッド(MHEV)仕様の3.0リッター直列6気筒INGENIUM(インジニウム)ディーゼル・ターボの最高出力を50ps向上させ、350PSまで引き上げらたこと。また、ロングホイールベース(LWB)仕様にもディーゼル・エンジンを設定。7人乗り仕様でもディーゼル・エンジンが選択できるようになっている。

スペアタイヤを廃止

そのほか、「クリア・サイト・インテリア・リアビュー・ミラー」が「SE」に、イルミネーション機能&レンジローバー・スクリプト付きトレッドプレート」がSEと「HSE」に用意。また、タイヤ・リペアキットを標準にすることでスペアタイヤが廃止されるなど、装備の変更と充実も盛り込まれている。ボディ・カラーには「サテンペイント」が新たにオプション設定された(「SV」をのぞく)。

価格は、3.0リッター直6ディーゼル・ターボのMHEVが1895万〜2264万円、3.0リッター直6ディーゼル・ターボのプライベート(PHEV)が2098万〜2812万円、4.4リッターV8ツインターボ+MHEVの530ps仕様が2233万円〜2605万円、4.4リッターV8ツインターボ+MHEの/615ps仕様が2944万〜3365万円となっている。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)