長時間の歩行や登山で重いシューズを履くと、足への負担が大きくなります。そんなときに重宝するのが、スニーカーのような軽やかさと快適さを兼ね備えた「軽量トレッキングシューズ」です。

 今回は、街でも山でも快適に使える「軽量トレッキングシューズ」を紹介します。ハイキングはもちろん、野外イベントやキャンプ、旅行など、あらゆる場面で使える一足を見つけませんか?

●軽量トレッキングシューズ:キーン「ネクシス エヴォ ウォータープルーフ」

 KEEN(キーン)の「ネクシス エヴォ ウォータープルーフ」は片足の重さが約375g(片側26.5cm)。一般的なスニーカーと同じくらいの重さにもかかわらず、長時間の歩行でも疲れにくく、悪天候や滑りやすい環境でも快適に歩ける設計になっています。

 大きな特徴は、同ブランド独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が使用されていること。雨の日やぬかるんだ道を歩いても足を快適に保ちます。

 さらに、アッパーとライニング(内側)に通気性の高い素材を使用しており、足の蒸れによる不快感や靴擦れを防ぎます。天然原料による抗菌防臭加工が施されているのも、暖かい時期には特にうれしいポイントです。

 アウトソールには、滑りにくい「KEENオールテレインラバーアウトソール」が採用されており、ぬれた路面など、滑りやすい道も安心して歩くことができます。黒を基調としたシンプルなデザインで、コーディネートを選ばず履けるのも魅力。街から自然の中まで、あらゆるフィールドで使えます。

●軽量トレッキングシューズ:アディダス テレックス「テレックス AX4 GORE-TEX ハイキング」

 アディダス発のアウトドアスポーツ用ラインである「アディダス テレックス」シリーズの一つである「テレックス AX4 GORE-TEX ハイキング」。

 防水透湿素材のゴアテックスやグリップ力の高いコンチネンタルラバーなど、アウトドアに必要な機能性はしっかりと備えつつ、片足の重さは約400g(26.0cm)と軽量。持ち運びもしやすいため、ハイキングやキャンプ、釣り、フェスなど、あらゆるシーンで活躍する一足になるでしょう。

 アディダスらしい三本線を取り入れつつも、余計な装飾やカラー切り替えの少ないシンプルなデザインも人気。普段のカジュアルな装いになじみやすく、アウトドアから日常まで幅広く活躍します。

 公式サイトでの販売価格は1万7600円(税込)で、今回紹介する中でもっともリーズナブル。機能性とデザイン性を兼ね備えたシューズを手頃な価格で手に入れたい方におすすめです。

●軽量トレッキングシューズ:ホカ「トランスポート GTX」

 衝撃吸収や疲労軽減が期待できるクッション性の高さを求めるなら、ホカのシューズがおすすめ。同ブランドのシューズは厚底クッションが特徴で、長時間・長距離の歩行でも疲れにくいのが魅力です。

 「トランスポート GTX」の重さは約330g(サイズ8:26.0cm)。普段の生活はもちろん、ウォーキングや旅行でも足取り軽く歩けるでしょう。防水透湿素材のゴアテックスを使用しているのも見逃せないポイント。雨の日やぬかるんだ場所でも心強い味方になってくれます。

 靴ひもは結ぶタイプではなく、素早くシューレースを締められるクイックレースシステムを採用しています。レバーを引くだけで容易にレースアップが可能。脱ぎ履きの多いキャンプや車中泊を楽しむ人におすすめです。