福島第一原発2号機で溶け落ちた核燃料、燃料デブリの取り出しの妨げとなっていた堆積物の除去は、5月17日までに完了する見通しとなりました。

燃料デブリの取り出しは、2号機から試験的に始める計画ですが、堆積物の除去が思うように進まず3回延期されています。

東京電力は、その堆積物の除去が5月17日までに完了する見通しであると発表しました。

また、原子力規制委員会は5月9日、デブリの取出し工法を「ロボットアーム」ではなく「テレスコ式」と呼ばれる釣り竿のような装置に変更することを認めました。

東京電力は10月までの着手を目指すとしています。