1点ビハインドだった札幌が後半AT6分に追い付き延長戦へ

 J3のAC長野パルセイロは5月22日、ルヴァンカップ1stラウンド3回戦でJ1北海道コンサドーレ札幌と対戦。PK戦までもつれた試合は札幌に軍配が上がり、ジャイアントキリングとはならなかった。

 2012年に天皇杯2回戦で激突していた両チーム。当時はJFLに所属していた長野が、PK戦の末にJ1の札幌を下していた。それ以来の対戦となったルヴァンカップ。激闘は再びPK戦までもつれ込む。

 前半18分にMF小西陽向のゴールが決まり長野が先制。幸先良いスタートを切り、その後も札幌の攻撃を抑え込む。ボール保持率67%と上回っていた札幌だったが、シュートの数では長野が積極性を見せていた。

 そのまま90分で決着が着くかと思われた後半アディショナルタイム6分、札幌MF田中克幸のミドルシュートの流れから、最後はDF家泉怜依が決めて劇的な同点ゴールに。試合は延長戦へと続く。

 白熱した延長戦でも決着はつかず。試合の行方はPK戦へ。後攻の長野4人目のDF砂森和也が外し、札幌5人目のMF中村桐耶が決めたことで決着。PKスコア3-5で長野が敗退となっている。

FOOTBALL ZONE編集部