マンチェスター・ユナイテッドは今季のプレミアリーグで13敗を喫しており、現在8位に位置している。不振に苦しむクラブに対し、英メディア『ミラー』が現地時間8日に来季のスカッドについて見解を示している。同紙は「残留か売却か」と見出しを打ち、それぞれの選手の去就を報じた。

 現在の順位は、ユナイテッドにとってリーグ発足以来最悪の成績であり、このままシーズンが終了するとクラブは2013-14シーズンに記録した7位を下回ることになってしまう。残り3試合、相手はアーセナル、ニューカッスル、ブライトンと、いずれも中位以上のチームである。

 この状況の中、『ミラー』は「クラブの共同オーナーであるジム・ラトクリフ氏が、夏の移籍市場で選手層の大規模な見直しを開始する予定だ」として、現在チームに在籍する選手の多くを売却候補と見なしている。同紙によると、20人(契約満了も含む)もの選手に今季で退団する可能性があるようだ。

 その中には現在の主力選手の名前も多数挙がっており、DF陣ではヴィクトル・リンデロフ、ハリー・マグワイア、アーロン・ワン=ビサカ、MFではクリスチャン・エリクセン、カゼミーロ、FWではアントニー、マーカス・ラッシュフォードなどが「売却候補」と見なされている。

 また、『ミラー』は現在のスカッドにおいて「安全なスター選手は3人だけ」と述べ、MFのコビー・メイヌー、FWのアレハンドロ・ガルナチョ、ラスムス・ホイルンドは来季も確実にチームに残留すると見込んでいる。

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