UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準決勝2ndレグ、レアル・マドリード対バイエルン・ミュンヘンが現地時間8日に行われ、ホームチームが2-1で勝利。2戦合計4-3でファイナルに駒を進めた。攻守に奮闘したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、『Prime Video』に喜びのコメントを残している。

 マドリーは68分、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスにゴールを許すものの、終盤にスペイン代表FWホセルが2ゴールを決め、2-1で逆転勝利。2戦合計で4-3とし、決勝進出を決めた。この結果、ベリンガムは、2020年7月から昨シーズンまでプレーしたボルシア・ドルトムントと決勝で対戦することとなった。

 ベリンガムは、「とても嬉しい。今日は家族も来ていたから、喜びも2倍だ。初めてCL決勝の舞台に立つことは、最高の感動になるだろう」と語ると、クラブのレジェンドに触れ、「(ジネディーヌ・)ジダンからはたくさんのインスピレーションを得ているよ。(クラレンス・)セードルフからもね。彼らのようにプレーできるようにと願っているよ」と言及した。
 そして、ドルトムントとのファイナルについて、「舞台はイングランドで、相手はドルトムントだ。こんな決勝を戦えるなんて、夢にも見たことがなかった」と、ウェンブリーでの古巣との一戦が決まったことに、驚きを隠せなかった。さらに、弱冠20歳でバロンドールの有力候補に挙がっていることについて、「何もいうことはないし、考えてもいないよ」とコメント。関心がないことを強調した。

 ピッチで圧倒的な存在感を放つベリンガムは、今シーズン移籍1年目ながら、ラ・リーガでは26試合に出場し18ゴール、4アシスト、CLでも10試合で4ゴール、4アシストとシーズン開幕から驚異的なパフォーマンスを見せている。