アーセナルは勝点89の2位で今季のプレミアリーグ全日程を終えた。昨季に続きあと一歩のところで、マンチェスター・シティに先を行かれた形となっている。大手データサイト『Squawka』は、アーセナルが来季悲願の優勝を成し遂げるために、補強すべき3つのポジションと契約すべき選手を現地時間22日に報じている。

 まずアーセナルが補強しなければならない最優先事項として指摘されたのが、ストライカーのポジションだ。同サイトは、「カイ・ハフェルツはようやくベストポジションを見つけたようだ」と前置きした上で、「もう一人トップクラスのストライカーをチームに加える必要がある」と言及。そして、獲得すべき選手としてクリスタル・パレスに所属するジャン=フィリップ・マテタの名前をあげていた。

 マテタは今季リーグ戦35試合に出場して16ゴール5アシストをマーク。また30回のボール奪取を記録しており、これはリーグのTOP15にランクインする数字だ。記事内では、「マテタの獲得によって、前線からのプレスに関してはより効率的になるだろう」と、チームに好影響をもたらす可能性が高いと伝えていた。

 補強しなければならないポジションとしてGKについても触れていた。昨季までスタメンだったアーロン・ラムズデールがダビド・ラヤに先発の座を奪われたため、今夏にはラムズデールの移籍が濃厚であるためだ。獲得すべき選手については、ラス・パルマスに所属するアルバロ・バジェスの名前があげられている。

 そして、最後に補強すべきポジションとして言及されていたのが守備的MFに関してだ。同サイトは、「デクラン・ライスはここ数ヶ月で、より前線の選手としてプレーする能力を発揮している」と指摘し、その影響で今夏には守備的MFの獲得が重要であると強調した。

 さらに、獲得すべき選手として、レアル・ソシエダに所属するマルティン・スビメンディの名前をあげている。同選手は、今季中盤で102回のボール奪取に成功。さらに37回のインターセプトを記録しており、アーセナルに必要な資質を秘めている可能性は高い。なお、仮に獲得に動く場合、同サイトは「獲得のため契約解除金約5260万ポンド(約84億円)が必要になるだろう」と報じていた。

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