◇米国女子◇マイヤーLPGAクラシック for Simply Give 初日(13日)◇ブライズフィールドCC(ミシガン州)◇6556yd(パー72)

ツアー未勝利のアリソン・リーが1イーグル7バーディ、2ボギーの「65」で回り、後続に2打差をつける7アンダー単独首位で飛び出した。

5アンダーの2位に、大会2勝(2017、19年)のブルック・ヘンダーソン(カナダ)、22年大会覇者のジェニファー・カップチョら9人がグループを形成。4アンダー11位にもアシュリー・ブハイ(南アフリカ)、アリセン・コープスら11人がひしめく混戦となっている。

6人が出場する日本勢で最上位につけたのは、ともに3アンダー「69」でプレーした渋野日向子と西村優菜。渋野は5バーディ、2ボギー。西村は1イーグル4バーディ、3ボギーとし、首位に4打差の22位でスタートした。

渋野は前半11番(パー3)でボギーが先行。「ショットはあまりいい感覚ではなかった」としながらも、「1番で獲れたのが大きかった」という折り返し直後のバーディでアンダーパーにのせた。さらに、4番(パー5)からの6ホールで3バーディを集中。出遅れを回避したラウンドを「3アンダーで回れたのはちょっと不思議な感じ」と振り返った。

古江彩佳は1イーグル3バーディ、3ボギーの「70」で2アンダー33位。西郷真央は、勝みなみ、吉田優利は「74」で2オーバー107位だった。

前年覇者のレオナ・マグワイア(アイルランド)はイーブンパー68位。世界ランキング1位で今季6勝のネリー・コルダは4オーバー133位と大きく出遅れた。