Image: FREITAG
ボクがフォーカスしたのは、スイスはチューリッヒのバッグブランド、FREITAG(フライターグ)がリリースした、「Mono[PA6]Backpack(モノ[PA6]・バックパック)」です。
コチラ、実は生地からファスナー、そしてバックルに至るすべてのパーツが単一素材でできており、何度も完全リサイクルが可能というバッグ。
FREITAGはリサイクル過程を可能な限りシンプルにし、実際のリサイクル率を可能な限り高く保つためにはモノマテリアルであることに着目。多数の部品や材料、さらには混合材料で構成される従来の製品に比べて、はるかに簡単なことであるとの結論に達したとのこと。すべてのパーツが単一素材でできているからこそ、製品寿命が来たときにそのまま完全リサイクルが可能になるといいます。
Image: FREITAG考えられた使い勝手の良さにも注目
Image: FREITAGクッション入りラップトップコンパートメントを装備しているので、ノートPCの持ち運びもラクな上、撥水性のある生地は急な雨でも収納物が濡れることもなくとても安心安全。
ちなみに現在、「Mono[PA6]Backpack」は、初代のため主に非リサイクルのPA6が使用されています。今後はFREITAGの回収サービスなどによってチューリッヒに集められ、そこから材料工学とプラスチック加工研究所に送られるとのこと。それらを丸ごと細断してPA6を顆粒に加工することで、新しいバックパックのパーツなど新しいものに再利用でき、リサイクルの循環に乗せていく予定だそう。
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