画像はファイナルGAME2接戦の最中、大型映像装置に映し出された船生誠也

 

Bリーグの頂点まであと1勝として広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード上位)はあす5月28日、前年王者の琉球ゴールデンキングス(西地区2位)との最終決戦に臨む。

 

 

この展開を予想したBリーグ関係者、選手、そして今や加速度的な広がりを見せるBリーグブースターがどれほどいたか?(もちろん広島ドラゴンフライズブースターにとっては当然の躍進!)

 

 

すでにクォーターファイナルでは三遠ネオフェニックス(中地区1位)を敵地の豊橋市総合体育館で、セミファイナルでは名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(中地区1位)を同じくドルフィンズアリーナで撃破した。まさに下剋上!

 

 

ドウェイン・エバンスと船生誠也にとって、あすは古巣とのファイナルのファイナル、そうそうない経験が待っていることになる。

 

ドウェイン・エバンスは琉球ゴールデンキングスが初めてファイナルに進んだ2021−22シーズンにこの大舞台を経験済みだが、船生誠也がいた2020−21シーズンはセミファイナル敗退だった。広島ドラゴンフライズがセミファイナルに向けて練習を公開した5月16日、船生誠也が共同インタビューの中でこう言った。

 

「広島は去年、クラブとして初めて出場して、2年連続、そしてワイルドカード上位で去年よりいい成績で出場できました。そして今年は初のセミファイナル、ベスト4、クラブの新しい歴史がまた作られたと思いますけど、ここで満足している選手、スタッフ、クラブ関係者はいないと思いますし、優勝と言うよりは今週末も自分たちがやるべきことをしっかりやって、勝つととんでもない景色がそこに待っていると思う…」

 

その船生誠也は琉球ゴールデンキングスを押し返したGAME2のあとこう話した。「とんでもない景色」その先にあるものは…

 

船生誠也の話

先ず初戦、負けはしましたけど、やっぱりここに立ったことがあるチームは広島が6クラブ目で琉球さんは3年連続ですし、ほんとに限られてるし、年々レベルも上がってます。ほんとに(僕にとっては)最初で最後かもしれない舞台だし、どんなベストプレーヤーでも、おそらくこの舞台に立てない選手もおそらくBリーグの中にたくさんいると思うんです。ここに来れて、まず試合の雰囲気を味わえたことはひとつ自分の中で宝物になりました。

 

そんな中、きょうはほんとに負けられない戦いで、みんなグッドゲームしてエナジー出し切って戦えたので、ほんともう目の前に、あとひとつ勝てば…勝っても負けても同じなんです。もう明日しかないので…

 

お互いのチームが悔いなく、全力でプレーできて、いいゲームができて、最後に勝てたらいいなと思います!

 

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