◆JERAセ・リーグ 中日0―2巨人(7日・バンテリンドーム)

 巨人・丸佳浩外野手(35)が、7回に押し出し四球を選び、貴重な追加点をもたらした。

 1点を先制し、なおも7回2死満塁の好機で、打席に入った。マウンドには「めちゃくちゃ精度が良かったので、なかなかとらえられなかった」という涌井。3球目で追い込まれたが、そこからしっかりボールを見極めて押し出し四球を選んだ。貴重な追加点をもたらしたベテランは「何とかフォアボールでもぐらいのい気持ちでいったんでね。何とか点になって良かったです」と振り返った。阿部監督も「丸がいい四球を選んでくれて、貴重な1点が取れました」とたたえた。

 9回には左前安打を放ち、連続安打を4試合に伸ばした。1番に入ってからの9試合で打率3割3分3厘と好調を維持する背番号8が、勝利に貢献した。