マンチェスターUが今期終了後にエリック・テン・ハグ監督(54)を解任することが確実となった。

 複数の英メディアがオランダ人監督の解任を報道。アウェーとはいえ、5月6日に行われたクリスタル・パレス戦で0−4大敗。格下相手の惨敗は、翌日の英メディアで”マンチェスターU史上最悪のリーグ戦敗戦”と報じられ、テン・ハグ監督の指導力に大きな疑問符が付けられることになった。

 こうした状況となって54歳監督の立場が急速に悪化。ただし、現時点での即解任だけは避けられ、マンチェスターCとのFA杯決勝がテン・ハグ監督の最後の試合となることが確定したようだ。

 後任に関しては、英高級紙「デイリー・テレグラフ」が今期限りでバイエルン・ミュンヘンを退団するトーマス・トゥヘル監督(50)を本命視。しかし、39歳ポルトガル人青年監督のルベン・アモリム氏、さらには前チェルシー監督のグレアム・ポッター氏(48)の名前も候補に上がっている。

 またマンチェスターの地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」はローマを解任されたジョゼ・モウリーニョ監督(61)がマンチェスターUでの第二次政権を”熱望している”と報道。今後もビッグクラブ再建の鍵となる新監督招へいを巡る報道は加熱しそうだ。