◆明治安田J1リーグ第13節 川崎3―0札幌(11日・U等々力)

 川崎が元フランス代表FWゴミスの来日初ゴールから一気にハットトリックの活躍で札幌を下した。川崎はホーム2連勝で、勝ち点を16に伸ばした。

 前半30分。自らボールをキープして、振り向きざまに右足で先制ゴール。さらに同43分にはペナルティーエリア内左のMF遠野大弥からのマイナスのクロスに反応して2点目。同アディショナルタイムにはFWマルシーニョが獲得したPKを決めて、J1で261回目、川崎ではJ1で15回目となるハットトリックを達成した。

 2点目を決めた際には、ライオンが歩く姿のゴールパフォーマンスをついに披露した。昨夏の加入後、ケガなど苦しい時期もあったが、38歳の元フランス代表がゴールという結果を出した。

 川崎はそのまま逃げ切り、今季4勝目を手にした。

 なお後半33分、DF大南拓磨が相手選手と接触した際に頭部を打ち、脳しんとうの疑いで交代となった。