ロンドンを走る真っ赤な2階建てのバスを、テレビや映画なんかで見たことがあるかもしれない。
いつかあれに乗ってみたいんだ、と憧れている人も少なくないに違いない。
ところでこのバス、日本でも乗れるとご存じだろうか？
2024年5月31日、ロンドンバスで東京を巡りながら、車内のアフタヌーンティーで和歌山県の南高梅を満喫できる、という要素盛りだくさんなバスツアーが始まる。
このツアーはロンドンバスでのバスツアーを手掛けるアップスター（本社＝東京都港区）と、和歌山県みなべ町、柑香園（本社＝和歌山県紀の川市）が運営する観音山フルーツパーラーとのコラボ企画。リリースによると、昨年6月にも実施し大好評を博したという。
アップスターが行う「アフタヌーンティーバスツアー」で参加者が乗るロンドンバスは、60年代にロンドンの街を走っていた本物。それで銀座の街や東京タワー、レインボーブリッジなどを巡りながら、東京の景色を楽しめるというのだから貴重な体験だ。
その上今回の企画では、和歌山県の高級ブランド「南高梅」（みなべ町産）を使ったアフタヌーンティーも車内で満喫できる。
南高梅を挟んだ「かりかり梅サンド」、南高梅の梅酢と観音山ハチミツでじっくり漬け込んだ「梅酢ピクルス」、南高梅シロップ漬けや観音山産フルーツなどをあわせた「和歌山ポンチ」やフルーツ盛り合わせなど、軽食とスイーツで南高梅の魅力を味わえるのだ。
今シーズンのみなべ町の南高梅は冬から春にかけての暑さと雨不足、雹害などのために大きな苦労もあったそうだが、それを乗り越えて今年も大きく、肉厚な果実がしっかり実ったという。
南高梅を満喫できるロンドンバスツアーは5月31、6月1日〜2日、6月5日〜9日、6月12日〜16日、6月19日〜30日の25日間限定で開催。それぞれ11時〜12時30分、13時〜14時30分、15時〜16時30分に運行される。
乗車時間は90分で、参加費は8800円（税込）。予約はアフタヌーンティーバスツアーの公式サイトから。
