富山県の魚津水族館のホタルイカ発光実験出前講座が8日、同市清流小学校で行われ、5年生約80人が観察を通してホタルイカの不思議に触れた。

 同館の不破光大学芸員が講師となり、ホタルイカの腕、眼、皮膚に3種類の発光器があり、敵から身を守るために発光することや、小型定置網を使った漁の仕組みなどを分かりやすく解説した。

 児童は教室に設けられた暗室に入り、実際に発光する様子を観察。「青い光がきれい」「生きるために大変」などと感想を話していた。

 講座は市内小学校の5年生を対象に10日まで開かれる。