日産のブラジル法人は、「ヴァーサ」に新グレード「SR」を追加することを発表しました。

「ヴァーサ」に新グレード「SR」を追加

 2022年6月13日、日産のブラジル法人は、2024年型の新型「ヴァーサ」を6月末に発売すると公表しました。

 ヴァーサは、日産が日本国外で展開するコンパクトセダンです。過去に日本でも販売されていた「ラティオ」の後継モデルにあたります。

 今回6月末に発売すると発表された2024年モデルの新型ヴァーサは、2022年10月10日に米国で発表されたモデルです。すでに北米市場をはじめ、メキシコ、タイ(タイ名:アルメーラ)などで展開されています。

 メキシコで展開されている新型ヴァーサのボディサイズは、全長4496mm×全幅1740mm×全高1455-1466mm。ホイールベースは2619mm。現在国内で販売されている車種でいうとトヨタ「カローラ セダン」ほどのサイズです。

 パワートレインは、最高出力122馬力・最大トルク114lb-ftを発揮する1.6リッター直列4気筒エンジンを搭載。これに5MTもしくはCVTを組み合わせ、前輪を駆動します。

 エクステリアは、メッキパーツが多用された、「セレナ」や「ルークス」などにも用いられる最新のVモーショングリルがフロントマスクにあしらわれ、精悍な印象を高めています。

 インテリアは、シンプルながら高級感もあるデザインが採用されています。

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 現在、価格などの詳細は明らかになっていませんが、諸外国で人気を博す新型ヴァーサがブラジルでどのような展開を見せるのか、注目です。