23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=156円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比36銭円安ドル高の1ドル=156円76〜77銭。ユーロは06銭円高ユーロ安の1ユーロ=169円75〜79銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が根強いインフレ圧力を警戒し、早期利下げに慎重との見方が広がった。日米金利差の開いた状況が当面続くとの見方からドル買い円売りが優勢だった。

 市場では「取引材料が乏しく、値動きは限定的」(外為ブローカー)との声があった。