【シドニー、ソウル共同】韓国の申ウォンシク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組みAUKUS(オーカス)の原子力潜水艦以外の技術開発について「韓国の国防力と科学技術は地域の平和に寄与する」と述べ、協力に意欲を示した。オーストラリア・メルボルンで行われた外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)後の共同記者会見で語った。

 AUKUSとの協力によって、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮や、軍事面で台頭する中国をけん制する狙い。日米韓の連携拡大にもつながるとの期待もある。