【ワシントン共同】AP通信は23日、バイデン米政権がロシアの侵攻を受けるウクライナに対し、2億7500万ドル(約430億円)の追加軍事支援を24日に発表すると報じた。東部ハリコフ州など激戦地に、武器を迅速に届ける狙いがある。

 高機動ロケット砲システム「ハイマース」や155ミリ砲弾、対戦車ミサイル「ジャベリン」が含まれる。オースティン国防長官は20日の会合で、米政権の支援は「何週間にもわたり確実に実施される」と強調していた。

 APによると、2022年2月の侵攻開始以降、米国のウクライナへの軍事支援は510億ドル近くに上る。