日本では北海道のみに生息すると言われている、シマエナガ。体長約14㎝、体重約8gと、とても小さい鳥です。真っ白でフワフワの体と、黒くてまんまるの目にトリコになっている方も多く、「雪の妖精」と呼ばれています。中でも、寒さに耐えるためフワフワな羽毛に包まれた冬のシマエナガは格別のかわいさ。

そのかわいいシマエナガを、「こういうのでいいんだよ こういうので」と、なんとおにぎりで再現した「ぼく、シマエナガ」さん。

山盛りのウインナーと卵焼きの隣には、丸々したシマエナガのおにぎりが!少し困ったような表情で2匹佇んだ、おにぎりのシマエナガには、「この世で一番可愛くて美味しいご飯」「可愛すぎて食べられない…」の声も。今回は、制作に至ったきっかけなどを、ぼく、シマエナガさんにお聞きしました。

――かわいい小鳥のシマエナガを、なぜおにぎりに?

ぼく、シマエナガさん:おにぎり、ウインナー、卵焼きがひとつのお皿にのった画像に「こういうのでいいんだよ、こういうので」というセリフを添えるのはインターネットミームとして有名でしたので、おにぎりの部分をシマエナガに変えてみました。

――海苔の細工など、繊細な作業も多かったのではないでしょうか。

ぼく、シマエナガさん:シマエナガのおにぎりの可愛さに徹底的にこだわりました。丸いフォルムや、目と口のバランスも少しでも違うと可愛くなくなってしまうんです。本物の写真を参考に、配置にこだわりました。

――シマエナガの写真を撮影したり、グッズ制作をしていらっしゃいます。ハマったきっかけは?

ぼく、シマエナガさん:シマエナガは日本最小級の鳥で、さらに常にせわしなく動き回るため、撮影するのが難しい鳥と言われています。なんとか可愛い写真を撮ろうと試行錯誤しているうちに、気付いたらハマっていました(笑)。

――小鳥ファンの中でもシマエナガファンは多いですよね。

ぼく、シマエナガさん:正面から見ると白い身体に、目と口というシンプルな作りながら、多くの人が一目で「カワイイ!」と思ってしまう魅力を持っているんです。末永くシマエナガを愛してほしいです!

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シマエナガの小さくまんまるの目に見つめられると、あまりの可愛さに心を奪われてしまう人も多いはず。生息地域が限られている上、体が小さく餌を求め飛び回るため、バードウォッチングの世界でも上級向けだそうです。ぼく、シマエナガさんは、ご自身が撮影されたシマエナガ写真を使用し、様々なグッズも制作、販売中。実物には滅多にお目にかかれないからこそ、おにぎりやグッズで、日常にシマエナガを取り入れて癒されてみるのはいかがでしょうか。

ぼく、シマエナガさんグッズ
https://www.amazon.co.jp/s?me=AV5NP2VHJS9CI&marketplaceID=A1VC38T7YXB528
ぼく、シマエナガさん X
https://x.com/daily_simaenaga

(まいどなニュース特約・ゆきほ)