【モデルプレス=2024/05/25】日向坂46・二期生の松田好花(まつだ・このか/25)が、5月28日に1st写真集「振り向いて」(講談社)を発売。同作はカナダ・バンクーバーで撮影され、初の水着&ランジェリーカットにも挑戦している。モデルプレスでは、松田が同作でこだわった部分や、撮影までの体作り事情を聞いた。【インタビュー前篇】

◆松田好花1st写真集「振り向いて」

本作は、坂道メンバーで初となるバンクーバーで撮影。初の水着&ランジェリー撮影にも挑戦しており、明るく元気な笑顔から、しっとりとした大人の表情まで、様々な素の姿を見せている。

また、10000字に及ぶインタビューも収録。グループ加入前の家族との話や、療養期の葛藤、現在の活躍に甘んじない真摯な感情、バンクーバーで起きた奇跡のエピソードなどをたっぷりと語っている。

◆松田好花、初の水着&ランジェリー挑戦

― まずは、写真集発売の心境から教えてください。

松田:グループに加入したばかりの頃は写真集を他人事のように感じていて、限られた人にしかできないことだと思っていたので、素直にすごく嬉しかったです。オファーをいただいた時期は「写真集をいつか出せたらいいな」と憧れ始めていたタイミングでもあったので、それもありがたかったなと思います。

― 今作で松田さんがこだわった部分はありますか?

松田:クラシックバレエを15年間くらい習っていたので、バレエの要素を入れることにはすごくこだわりました。“バレエ風”ではなく、レオタードを着てしっかりとバレエを踊ったカットもあるので、そこも是非見ていただきたいです!今回、衣装は30着以上着ているのですが、私らしさが詰まったカットがたくさんあって。特に気に入っているのが、サロペットを着て思い切りジャンプをしている写真。今見ると「はしゃぎすぎ」と思ってしまうくらい、少年感が溢れる1枚になっています(笑)。

― 色とりどりの衣装は、先行カットが公開された時点で大きな話題を呼んでいますね。今作では初の水着・ランジェリーカットにも挑戦されていますが、ご自身で選んだアイテムもありますか?

松田:普段の自分だったら選ばないような新鮮な衣装を着たかったので、自分で決めるというよりは、フィッティングの際に「これ似合うね」「これは違うかな」と色んな意見をいただきながら決めました!フィッティングでは本当にたくさんの衣装を着たんですけど、色々な方の意見をもらう分、撮影よりも緊張してしまったりもしたのですが(笑)、実際の水着撮影は最高のロケーションのビーチだったので、あまり緊張せずに楽しむことができました。

◆松田好花、撮影までの体作り語る

― 撮影までに準備したことがあれば教えてください。

松田:写真集の撮影が日向坂46のツアー期間と重なっていたので、(ライブやリハーサルで)ずっと踊っていましたし、日常的に筋トレもできていたんです。なので、写真集のためだけの特別な体作りは特にしていなくて、メンバーのみんなと一緒に、ライブのために体力をつけていた感じです。食事制限なども意識しすぎずに「食べたいものは食べてOK、でも食べたらその分だけ動く」という精神でやっていました(笑)。

― 日々の努力の積み重ねが、今作の撮影にも活きたんですね!

松田:自分で言うのは照れますが、そうかもしれません(笑)。3年前くらいからジムに通っていることも大きいと思います。私にとってジムは「リフレッシュできる場所」。この3年の間には通えない時期もありましたが、基本的には週に1回以上行くことを心がけています。

私は「自分を追い込む」ということが割と好きなんです(笑)。普段の活動でも「限界を越えたときって楽しいな」と感じる性格なので、ジムではそういった部分がプラスに働いている気がします。

― 重点的に鍛えている部分はありますか?

松田:腹筋です!バレエをやっていた名残で腰が反りやすくて、腹筋にすぐ力が入らないので、インナーマッスルを意識しながら鍛えています。けど、そんなに割れてはいません…(笑)。逆に帰宅後はトレーニングをほとんどしていなくて、お風呂上がりにストレッチをするなど“体をほぐすこと”に力を入れていました。

― メリハリをつけることも大切ですね!食事制限については、撮影前日などもあまり気にしていなかったのでしょうか?

松田:そうですね。カメラマンさんからも「何も食べずにいるとあまり良い表情が撮れないし、寒いからちゃんと食べて体温を上げてね」とアドバイスをいただいたこともあり、「じゃあ、バンクーバーの食事を楽しもう!」とたくさん食べました!印象に残っているのは「プデチゲ」。バンクーバーの食べ物ではないのですが(笑)、本当に寒い中の撮影だったので、撮影終わりのプデチゲが本当に美味しくて、染み渡りました(笑)。

― ほかにも、撮影までに美容面で意識していたことはありますか?

松田:スキンケアは撮影の直前まで頑張りました!今回は海外での撮影でしたが、日本でやっていたスキンケアと同じことをしたかったので、荷物になるとは思いつつ、たくさんスキンケアアイテムを持っていったんです。パックも、30枚入りの大きな箱ごとキャリーケースに入れて(笑)。

― 海外に箱ごと持っていくのは大変ですね(笑)。

松田:開封済みだったのでジッパーに入れた状態で持っていったのですが、気圧の影響なのか、キャリーケースを開けたら液がこぼれていて…(笑)。キャリーケースの掃除は大変でしたが、パックは何とか使うことができたので良かったです!

◆松田好花、写真集期間で好きになった部分とは

― 今作の撮影・制作は、改めて自分と向き合う期間にもなったと思います。この期間を通して、改めて好きになれた部分はありましたか?

松田:寝坊しないところ、ですかね(笑)。当たり前のことではありますが、朝から晩まで撮影が詰まっている中で、寝坊せずに撮影を終えられたことは私にとってすごく自信になりました。ずっと気が張っている状態だったのですが、体調を崩さなかったことも良かったなと思います!

★インタビュー後編では、活動休止期間中の思いやこれまでの人生で「悲しみを乗り越えた方法」などを語っている。(modelpress編集部)

PHOTO:矢沢隆則

◆松田好花(まつだ・このか)プロフィール

1999年4月27日生まれ、京都府出身。身長は157.5cm。2017年、けやき坂46の二期生としてデビュー。グループが日向坂46に改名後、10枚目シングル「Am I ready?」(2023年)にて初のフロントメンバー入りを果たした。ソロとしても活躍の場を広げており、現在はテレビ番組『THE TIME,』(TBS)やラジオ『オールナイトニッポンX』(ニッポン放送)にレギュラー出演している。

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