岩手県盛岡市の病院の中庭で2024年もカルガモの赤ちゃんが生まれました。
生後2日目にして泳ぎの練習を頑張っていて、訪れた人はその愛らしい姿に癒やされています。

盛岡赤十字病院の中庭にきれいに並んで現れたのはカルガモの親子です。

毎年この時期になるとカモがどこからともなくやってきて、中庭で卵を産み子育てをします。5月23日に11羽の赤ちゃんが生まれたということです。

24日はまず泳ぐ練習です。
池の塀から水にダイブしますが、中には高い場所からの飛び込みにためらうヒナもいました。

それでも親ガモを手本に一生懸命泳いでいると、突然やってきた別のカルガモに襲われそうになります。
しかし、親ガモが体を張って子どもたちを守っていました。
これでひと安心、再び練習に励みます。

盛岡赤十字病院 鈴木優花主事
「毎年楽しみに見に来てくださっている方もいるので、皆さんで成長を見守っていただきたい」

ヒナは1カ月ほどで親ガモと同じくらいの大きさになり、8月中旬ごろ巣立っていくということです。

病院では基本的に患者さんやお見舞いに訪れた人たちに公開しているということです。