DS 4の特別仕様車「DS 4 リボリ BlueHDi コクリコ エディション」が登場

【プレミアムなハッチバック】フランスの初夏を感じさせる特別な「DS4」が登場、ひなげし色のコクリコ エディション!の画像一覧

DSオートモビル・ブランドから、プレミアムハッチバック「DS 4」の特別仕様車「DS 4 リボリ BlueHDi コクリコ エディション(Coquelicot Edition)」が登場した。コクリコとは、フランスの原風景と言える「ひなげし畑」のこと。ただ単に高性能であったり高級であったりすることを求めるわけではない、「DS」らしさが強く感じられるモデルとなっている。

パリのエスプリを存分にふりまくプレミアム ハッチバック

かつての名車「シトロエンDS」のエスプリを受け継ぎ、2009年にシトロエンのサブブランドとして復活した「DS」は、2014年にシトロエンから独立して「DSオートモビル」として独自の進化を続けている。

「DSオートモビル」はシトロエンの高級ブランドと表現されることもあるが、それは少しイメージが違う。「DS」の目指す高級感とはフランス・パリのエスプリであり、アバンギャルドで前衛的な精神、オートクチュールのような存在と言えばいいだろうか。

「DS4」はそんなDSブランドのCセグメントハッチバック。現行モデルは2022年4月に日本に導入された2代目で、フランス・パリのエスプリを存分にふりまくコンパクト プレミアム ハッチバックとして存在感を示している。

青い空の下で思い切り休暇を満喫する歓びを具現化

ボディカラーに「コクリコ=ひなげし」をイメージした「ルージュ ベルベット」を採用今回登場した特別仕様車「DS4 リボリ BlueHDi コクリコ エディション(Coquelicot Edition)」は、DS 4の主力グレードである「リボリ」をベースに、ボディカラーにCoquelicot(コクリコ=ひなげし)をイメージした「ルージュ ベルベット」を採用したのが注目ポイント。

Coquelicot (コクリコ=ひなげし)畑は田園に広がるフランスの原風景と言えるもので、鮮やかな赤色と青空のコントラストにはモネやゴッホなど多くの画家が魅了されてきた。バカンスで訪れた多くの人々がコクリコ畑で記念撮影をする風景は、現在でも初夏のフランス風物詩となっている。

コクリコ色のボディカラーに加え、さらに解放感を味わえるようスライディングガラスルーフも特別装備「DS4 リボリ BlueHDi コクリコ エディション」は、青い空の下、コクリコ色の車で休暇を満喫する歓びを具現化したのが、この特別仕様車というわけだ。またさらに解放感を味わえるよう、上級グレード「オペラ」で好評のスライディングガラスルーフも特別に標準装備している。

対話型生成AI音声アシスタントChatGPT機能が標準で搭載なお、この特別仕様車には、対話型生成AI音声アシスタントChatGPT機能が標準で搭載されているのもニュース。ChatGPT機能が、訪れた先の土地や歴史に関する豆知識を教えてくれたり、何気なく浮かんだ疑問に答えてくれたり、より快適なドライブが楽しめる。DSブランドにはやはり、前衛的な精神、先進的なものを取り入れようとする気運にあふれている。

ひなげし畑はフランスの原風景。その鮮やかな赤色と青空のコントラストはモネやゴッホなど多くの画家をも魅了してきたパワートレーンは、1.5Lディーゼルターボ(最高出力130PS/最大トルク300Nm )に8速ATが組み合わされる。車両価格は¥5,500,000で、販売台数は限定されていない。

特別仕様車「DS4 リボリ BlueHDi コクリコ エディション」スペック

DS 4の特別仕様車「DS 4 リボリ BlueHDi コクリコ エディション」が登場

全長×全幅×全高 4,415×1,830×1,495mm
ホイールベース 2,680mm
車両重量 1,470kg
エンジン 直列4気筒DOHCディーゼルターボ横置
総排気量 1,498cc
最高出力 96kW(130PS)/3,750rpm
最大トルク 300Nm(30.6kgf・m)/1,750rpm
トランスミッション 8速AT
駆動方式 FF
タイヤサイズ 205/55R19
メーカー希望小売価格 ¥5,500,000(税込)

文/近藤暁史 写真提供/ステランティスジャパン