能登半島地震の影響で今年の大会が中止となった「能登和倉万葉の里マラソン」。再開を願う全国のランナーからの応援メッセージが9日七尾市に届けられました。

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毎年3月に開催される「能登和倉万葉の里マラソン」は七尾市の和倉温泉をスタートし、能登島などを巡るコースで、能登の自然を満喫できる大会として全国からおよそ7000人のランナーが参加しています。今年の大会は中止となりましたが、東京や大阪などで開催されたマラソン大会の参加者から寄せられたメッセージが、金沢マラソンの組織委員会を通じて事務局に届けられました。能登の復興をはじめ、万葉の里マラソンの再開を願うメッセージが書き込まれています。


茶谷義隆 七尾市長
「全国からのファンがこういう形で応援を頂いている事は非常に有難いと思いますし我々としましても、実施するに当たっては様々なハードルがあるかも知れないが、しっかり乗り越えてまたランナーの皆さんを迎えられるような体制をとりたい、そう思っております」

村山卓 金沢市長
「万葉の里マラソンをまた走りたいなと思って貰えることが今後の大会に繋がると思いますので、その機運を切らさないという事、金沢マラソンとしても応援出来た事が良かったなと」

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今年10月に開催される金沢マラソンでは被災地のランナー500人を無料招待するほか、能登の食材を使ったエイドメニューの提供を検討しています。