能登半島地震で被害を受け休館していた石川県七尾市にある「のとじま水族館」が、夏休みに合わせて、7月20日、半年ぶりに営業を再開します。

のとじま水族館は元日の地震でボイラーや循環装置が損傷し、人気のジンベエザメ2匹のほか、およそ90種、3400匹の生き物が死にました。

営業再開は、修復が済んだエリアが対象で、福井や和歌山など全国の水族館に避難しているイルカやアシカについては夏場の移送が難しく、トレーニングセンターの修復も完了していないため公開のめどは立っていません。

ジンベエザメは代わりの個体が確保でき次第、展示を再開する予定で、そのほかの生き物は20日に向けて順次、避難先から戻すということです。

営業再開後の入館料は、通常510円の中学生以下を無料に、1890円の高校生以上を1000円に引き下げて営業します。