能登半島地震で被災した石川県の「輪島朝市」の復興を目指そうと、「出張朝市」が愛知県豊川市で開かれています。

 元日の能登半島地震で、「輪島朝市」が行われていた地域は火災で大きな被害を受けました。

 25日豊川市のショッピングモールで始まった「出張朝市」は、支援を続けてきた愛知県内の会社経営者の男性が開催場所を提供しようと企画しました。

 会場には、輪島塗の工芸品や海産物などを販売する9つの店が出店していて、朝から買い物客で賑わいました。

 震災後、県外で出張朝市が行われるのは、神戸市に続いて2カ所目です。

 買い物に来た人
 「今も大変な思いをされている ということなので、少しでも協力できたらいいかなと思う」

 出張輪島朝市事務局の橋本三奈子さん
 「朝市の灯を消さないよう 出張という形でも継続していきたい 。会話しながら買い物する、朝市ならではの買い物の方法を楽しんでほしい 」

 「出張輪島朝市」は、26日まで行われます。