土曜の東京は芝が良、ダートが稍重だったが、さすがに日曜はダートも良に回復するだろう。芝は高速決着。強烈な末脚や展開利がないと後方からは厳しく、中団より前で運べる馬を重視したい。先行できるロベルト系に注。ダートは東京らしい地力勝負。決め手があれば中団以降からでも間に合う。

 同じく京都は芝ダートともに良。芝は超高速決着。京都新聞杯がそうだったように、S〜Mペースで流れれば、圧倒的に内&前で運んだ馬が有利になる。土曜はディープインパクト系が好調だった。ダートは差しが決まっている。

 同じく新潟も芝ダートともに良。芝はかなりの外差し馬場。枠も外が有利。前に行ってこその馬は評価を下げたい。ダートは下級条件に限ると前残りが目立つ。上級クラスは展開一つ。

【注目馬】
東京11R・アルセナール…クイーンCはスムーズさを欠いた分の2着で、GIでも通用する力を秘めている。父はロベルト系のエピファネイア。大外18番がカギだが、ある程度の位置を取れれば好勝負になっていい。

京都11R・マイネルジェロディ…もうワンパンチを欠くタイプだが、平坦芝1200mは合う。外枠に集まった人気馬に対し、内枠から前に付けられる利があるので、上位食い込みがある。

新潟11R・マイネルクリソーラ…休み明け、かつ転厩初戦となる点がどうかだが、外差し馬場の外枠と条件は文句なし。前を行くレーベンスティールを目標に、差し切りを狙う。