<DeNA6−5ヤクルト>◇6日◇横浜

米球界からNPBに復帰したDeNA筒香嘉智外野手(32)が、8回に逆転の1号3ランを放った。米球界からの復帰戦で本塁打を放った選手は、NPB史上初めて。試合後の一問一答は、以下の通り。

−改めて今の気持ちを

「本当に沢山のファンのみなさまの前で、このベイスターズのユニホームを着てプレーできることに、感謝の気持ちでいっぱいです」

−ホームランの打席を振り返って

「前の宮崎さんがああやって四球で出塁しましたので、まだ点差もありましたし強い打球っていうのを心がけていました」

−ファンの声援どう感じた

「あれだけの声援をいただいてもう、感謝の気持ちしかないです」

−第3打席は二塁打。逆方向に長打が出たのは良かった

「そうですね。僕の中の1つのバロメーターが逆方向でもありますので、非常にいい感覚で最後の打席に入りました。まだまだ、たくさんの投手と対戦しないと分からない部分というのがいっぱいあると思いますので、今日は今日で、また明後日に向けて準備したいと思います」

−チームが強い

「本当にベンチにも活気があって、みんなが試合に集中していると思いますし、どんどん、どんどん、強くなっていくチームだと思います」

−次戦に向けて一言

「体のケアをしっかりして、いい準備をします」

−終始、笑顔だったが試合を楽しんでいた

「もちろん緊張感っていうのは非常にありました。チームメートのみんなに、気をつかっていただきながらやっていただいているな〜とは非常に感じた。僕自身も非常に助かりましたし、感謝しています」

−打った後にベンチに向かってほえるシーンも。どんな感情だった

「チームメートが練習前からいろんな声をかけてくれて、ベンチも1つになって、ビハインドでも勝ちに行く姿勢っていうのを僕自身見てましたので、僕の中では非常に大事な瞬間でした」

−自分ならではの緊張感が感覚を呼び覚ました

「う〜ん(笑い)バッティングに関してはそれはないと思います。はい」

−帰って来て、いきなりこれだけの活躍ができると思っていたか

「そんなこと考えてプレーなんか全くしてないですし、目の前の試合、目の前の打席、目の前の守備、目の前の走塁っていうのを必死でやるだけですので、そんな考えは1つもないです」

−ファンの前で高揚感は

「もちろん、いろんな感情が出るっていうのは想定していました。そういう準備は自分の中で出来る。心の準備はしてきたつもり」

−以前、在籍していた時と今、雰囲気に何か違いはあるか

「もちろん、はい。いろんなことが違うなって」

−タフな環境でプレーしてきた。ファンから求められてプレーすることを、どう感じている

「選手としては非常にうれしいこと。僕の中での1つの大きなエネルギーになっていることは間違いないです」