欧州リーグ(EL)の準決勝第2戦の2試合が9日(日本時間10日)に行われ、レーバークーゼン(ドイツ)が決勝進出を決めた。

今季無敗のレーバークーゼンは、ローマ(イタリア)とホームで対戦。第1戦を2−0で勝利して優勢で臨んだレーバークーゼンは、前半43分と後半21分にローマMFレアンドロ・パレデスにPKを決められて2戦合計に追い付かれる。しかしレーバークーゼンは同37分に右CKからオウンゴールを呼び込んで決勝進出を引き寄せると、同アディショナルタイムにはDFヨシプ・スタニシッチが右サイドから持ち込み、左足でゴール。2戦合計4−2にするだけでなく、この試合をドローに持ち込むことで、今季の無敗記録を「49」に伸ばすことに成功した。

レーバークーゼンのシャビ・アロンソ監督は「UEFA.com」でコメント。「決勝に進出できてうれしい。その結果、1週間で決勝戦を2試合行うことになる。今日は2失点目の後に素晴らしいキャラクターを見せた。我々にはまだ3つのタイトルを獲得するチャンスが残っている。そして、私の選手たちは3つのタイトルすべてに値する」と充実した状況を喜んだ。

決勝は22日(日本時間23日)にダブリン・アリーナ(アイルランド)で行われる。