日本ウエイトリフティング協会は9日、重量挙げ男子73キロ級の宮本昌典(27=東京国際大職)と同102キロ超級の村上英士朗(28=いちご)、女子49キロ級の鈴木梨羅(25=ALSOK)がパリ五輪代表に内定したと発表した。この日までに出場権獲得が確定した。宮本は2大会連続、村上と鈴木は初出場となる。

五輪出場権は、8日付の国際重量挙げ連盟(IWF)の選考ランキングで各階級10位以内の選手らに与えられる。

男子では東京五輪7位だった宮本は、ランキング3位に入り、本番でもメダル獲得が期待される。村上は10位につけた。

女子では21年世界選手権銀メダルの鈴木が6位。04年アテネ大会から21年東京大会まで5大会にわたって三宅宏実が活躍してきた女子最軽量級で次代を担い、メダルに挑む。